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: 美祢咲 すみれ
Ubuntu22.04/Apacheで無料SSL設定をする
PictureLet’s Encriptというツールがありまして、certbotというアプリで無料SSL設定ができますので、そのへんを記事にしてみます。
ファイアーウォールの設定をする
Ubuntuにすでにインストール済みとなっている、ufwというファイアーウォールアプリは、初期設定では無効ですので、有効化します。セキュリティ的には必要なことだと思います。
sudo ufw enable ファイアウォールはアクティブかつシステムの起動時に有効化されます。
ただし、このままではWebサーバー用のポート80・443も閉じられていますので、それらを開放します。
sudo ufw allow 80 ルールを追加しました ルールを追加しました (v6) sudo ufw allow 443 ルールを追加しました ルールを追加しました (v6)
certbotとpython3-certbot-apacheの2つのパッケージが必要ですので、それらをインストールします。
sudo apt install certbot python3-certbot-apache
そして、以下のコマンドで、SSL証明書を取得します。
sudo certbot --apache
最初に「Enter email address」と質問されるので、有効なメールアドレスを入力します。そのあとは、たぶん全部yでよさそうです。
最後の「Which names would you like to activate HTTPS for?」は、SSL設定したいドメイン名の番号で答えます。複数答えるときは、スペースを開けます。
成功すると、英文の中に「Congratulations!」とあります。
ためしにドメイン名でブラウザにアクセスすると、まだ何もファイルを置いていないので、空のディレクトリではあるのですが、きちんと「https://example.com」とSSL化した状態でアクセスできることがわかります。ちなみに、http://で始まるURLでアクセスしても、httpsに置き換えられるので、常時SSLとなっていることがわかります。
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