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: 美祢咲 すみれ
Ubuntu22.04Desktopをwindows11そっくりにする
Picture今回は、タイトルのようなことを試してみたいと思います。
何はともあれ、専用ユーザーを作ります。GUIから作ってもいいのですが、玄人感を出したい(なんやねん?という感じですね)ので、コマンド操作でやってみます。USER_NAMEはお好みのものでどうぞ。元のユーザー名が「USER」という仮定で見てください。
sudo adduser USER_NAME sudo adduser USER_NAME [sudo] USER のパスワード: ユーザー `USER_NAME' を追加しています... 新しいグループ `USER_NAME' (1001) を追加しています... 新しいユーザー `USER_NAME' (1001) をグループ `USER_NAME' に追加しています... ホームディレクトリ `/home/USER_NAME' を作成しています... `/etc/skel' からファイルをコピーしています... 新しい パスワード: 新しい パスワードを再入力してください: passwd: パスワードは正しく更新されました USER_NAMEのユーザ情報を変更中 新しい値を入力してください。標準設定値を使うならリターンを押してください フルネーム []: 部屋番号 []: 職場電話番号 []: 自宅電話番号 []: その他 []: 以上で正しいですか? [Y/n] y
では、これを管理ユーザーに変更します。
sudo gpasswd -a USER_NAME sudo
では、一旦ログアウトして、たった今作成した、新しいユーザー名でログインしましょう。
ログインしたてのおなじみのUbuntu22.04のデフォルト画面は、下記のとおりです。
さて、Windowsぽく見せる定番は、やはりCinnamonデスクトップのインストールですよね。これは少しかかりますので、のんびり待ちます。
sudo apt install cinnamon
ところで、今、このUbuntuはサーバーとしても利用しており、このサイトもUbuntu上にありますが、Cinnamonのインストール中もデスクトップとして問題なく稼働します。
さて、Cinnamonのインストールが終了したら、いったんログアウトして、Cinnamonからログインしましょう。ログイン画面の右下の歯車マークから、Cinnamonを選択することができます。インストール直後は、こんな感じです。壁紙さえ変えれば、LinaxMintと同じ外観ですね。Windows7とかWindows10によく似ていて、Windowsに慣れた人でもとっつきやすいと思います。
ocs-urlをインストールしておくと何かと便利なので、先にインストールしておきます。
https://www.opendesktop.org/p/1136805/からdebパッケージをホームディレクトリにダウンロードし、以下のようにインストールします。(バージョン番号などは変わるかもしれません)
sudo apt install ./ocs-url_3.1.0-0ubuntu1_amd64.deb
では、Cinnamon用のWindows11テーマを、https://www.cinnamon-look.org/p/1591292/からインストールしましょう。ocs-urlをインストールしておけば、ボタン操作だけでかんたんにインストールできます。
アイコンテーマは、https://www.cinnamon-look.org/p/1546069/からインストールします。
Cinnamon画面の左下スタートボタンから、「設定」→「テーマ」と進むと、こんな4ウィンドウが出てきます。
Windowsぽいマウスポインターはhttps://www.cinnamon-look.org/p/999972からインストール。
あとは、各項目のテーマをWindows11用のものに入れ替えていくのですが、「デスクトップ」のところが、まだWindows11用のものを作った先駆者がいないようで、
スタートボタンの中央寄せ、Linux Mintという記事を参考にメニューを中央に集め、スタートアイコンや壁紙をフリー配布のものに入れ替えておしまいです。スタートボタンは、右クリックすると設定変更ができますので、それほど難しくはありません。
そんなわけで、一応の完成形はアイキャッチ画像のとおりです。アイコンやマウスポインタ(青くくるくる回るのも)など、ひととおりWindows11そっくりになりました。さらにらしさを増すように、Ubuntu版Edgeもインストールしておきました。
動画だと、以下のような感じです。
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